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2016年08月10日

2歳・3歳・4歳・5歳、年齢別、子どもが納得しやすい言い聞かせのコツ

ものの善悪や社会のルール、生活習慣など、子育て中は言い聞かせなければならないことは多くあります。どんな状況の時にどんな言葉をかけたら納得してくれるのか、その子にあった言葉を工夫してみましょう。

2歳イヤイヤには2択

2歳児といえば聞き分けないものと決まっています。言い聞かせるにはどうしたらいいのでしょうか?
うちの娘たちは、イヤイヤが激しいほんの一時期「◎◎しないでね」が有効なことがありました。
「お風呂入ろうね」「ご飯食べようね」など普通に言うと「イヤ!」と返ってくるので「お風呂入らないでいようね」「ご飯は食べないにしようね」などと「して欲しいこと」の逆の言葉をかけると「イヤ!」として欲しいように動いてくれます。あまりに面白いので何度か繰り返すうちに「あれっ?もしかしていいように転がされている?」と本人が気づいてしまい、数日間しか通用しませんでしたが、ツボにはまるととてもかわいいので、イヤイヤ期にうんざりしたら試してみてはいかがでしょうか。
その後、私がよく使っていたのは「どっちにする?」という言葉でした。お風呂に入るのを嫌がったら「今日の石けんどっちにしようか」「お風呂の後は、牛乳にする?麦茶にする?」「パジャマはどっちにする?」といちいち選ばせるのです。
コツは大筋は譲らず枝葉末節を決めさせること。「お風呂に入るか、入らないか」の二択に目を向けさせないよう、細かい二択をちりばめて誘導していくというやり方です。

3歳4歳にはメルヘン路線も

イヤイヤ期がおさまると、心も言葉も、もう赤ちゃんっぽさからは卒業ですね。
3〜4歳は約束やルールを理解できるようになってきますし、大人がどこまで許してくれるか、様子を見るような所もあります。脅したり、頭ごなしに叱ったりするのは逆効果です。
「病院では寝ている人がいるから騒いじゃいけないのね」と理由を説明したり、「あなたはどうしたらいいと思う?」と質問を投げかけて考えさせたり、すると、かなりわかってくれるようになります。
また「自分を認められたい」「ほめられたい」という欲求がとても高いのもこの時期。マナーやルールを教えたいならば「靴をそろえなきゃダメじゃない」となどと叱るよりも、「靴をそろえてくれた。すごい!」とできたときにほめて、して欲しい行動を増やす、という方向を考えた方がいいでしょう。
子どもも素直に聞けますし、大人も叱るストレスが減っていいのです。もしできなそうな時は「ママが見ていない間に●●ができているといいなー」と助け船を出してあげてもいいんですよ。
3〜4歳ともなるとかなり想像力も発達します。寝る前などは「床下に棲んでいる妖精さんのために静かにね」などとメルヘンな声かけをすると、静かにできることもありますよ。

5歳以上なら大人の事情を打ち明けても

ほとんどの5歳児は自分ではもうすっかり「大人」の気持ちでいます。相手がどうしほしいと思っているか、かなり複雑な情報も理解できるようになります。なので「小さな大人」として接すると、かなり聞き分けてくれます。
私の体験談ですが、あるとき、親としてのプライドを棄てて、子どもに「ママはみんなに子育てが上手だとほめられたいので、みんなの前では『いい子』のふりをしてください」とお願いしたことがありました。
「そんなに言うならしょうがないなあ」ともったいぶって、人前ではかなりお行儀のいい子を演じてくれました。「おかげで皆さんにほめられて助かりました」と言うと「言ってくれれば、またお行儀よくしてあげるからね」と上から目線。「何様?」と思いましたが、考えてみれば、聞き分けて欲しいことのほとんどは、大人の都合なのかもしれません。

(文・曽田 照子)

著者:曽田 照子

ライター生活25年、3人の娘の母、子育てNGワードの専門家。子連れお出かけガイドの編集を機に育児書執筆の道へ。著書『子どもが自信を失う66の言葉』学研パブリッシング、『子どもに言ってはいけない55の言葉』メイツ出版など多数。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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