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2016年09月07日

3人きょうだいの「中間子」は変わり種?扱いが難しいってホント?

兄や姉がいて、かつ弟か妹もいるそれが「中間子」。真ん中っ子はユニーク? マイペース? などと言われますが、本当のところはどうでしょう。中間子の特徴について考察しました。

「だんご三兄弟」を覚えていますか?

「だんご3兄弟」という歌をご存じでしょうか? 1999年に発売されたNHK教育テレビの『おかあさんといっしょ』のオリジナル曲。子どもを中心にブームになりました。
タンゴのリズムで♪だんご、だんご、だんご、だんご、だんご3きょうだい♪ と当時歌っていた方の中にも、もうママになっている方がいるでしょう。あのころは「3兄弟・3姉妹」といえば頭に「だんご」つくほど浸透していましたね。
このだんご3兄弟のなかに「弟思いの長男、兄さん思いの三男、自分が一番次男」という歌詞があります。当時、私の周囲の3きょうだいを持つママたちの間では「当たってるわー!」と盛り上がったものです。
3人きょうだいの真ん中の子が自分勝手という意味ではなく、上の子とも下の子とも違う「真ん中ならではの独特な何か」を感じていたのです。

真ん中っ子は中間管理職?

上の子でも下の子でもない、と同時に上の子でもあり下の子でもある中間子。長男長女的な「しっかりしなきゃ」という性質と、末っ子的な甘え上手でちゃっかりものの性質の両方を持っているとか、両方とも持っていないとか。

一人っ子で親の独占期間が少しでもある長子は良くも悪くも「はじめて」が多いため、親はつい注目したり手をかけてしまいます。また、家族の中で一番小さい末子にもどうしても目が行きがち、するとその間挟まれた中間子には、注目が集まりにくい、放っておかれやすい状況に。そのため中間子は、親の影響が一番小さく、自立心が育ちやすいと言えるかも知れません。

さらに、本人の内面には、上と下の両方に対するライバル心もあるでしょう。兄姉と比べても自分はできる、と思いたいですし、弟妹と同じくらいかわいがってほしいという心理もあります。
ちなみにだんご3兄弟の歌詞の解釈として、兄が自分(と弟)と思ってくれる、弟が自分(と兄)を思ってくれる。だから自分も自分を思おう、という合理的思考説と、兄と弟は両思いのペアで、真ん中の自分は1人だから自分で自分を思おう、という自分思い説の2種類の解釈が考えられます。どっちでもいいし、どっちでもよくない、2つの解釈が成り立つところも「中間子」らしさを感じませんか?

中間子は上と下の調整役となることもしばしば。これって会社組織で言うところの「中間管理職」みたいな心理かもしれません。
上下にもまれて、空気を読んだり、中間子には人との距離感を器用につかむ人が多いそうです。

ひとりひとりを見て子育てを

中間子に対して、パパ・ママは自分の都合に応じて、上の子とセットにして「お兄ちゃん・お姉ちゃんグループ」として扱うこともあれば、下の子と一緒にして「弟・妹グループ」に入れたりします。それは子育ての都合でしょうがない場合も多いのですが、中間子本人は、どちらでもあり、どちらでもないという存在です。
そもそも、子どもはひとりひとり違いますが「自分は自分」という意識が強い中間子には「その子らしく」していてくれればいい、と割り切った方がお互いにストレスが溜まらないかも知れません。
中間子の子育てでは特に意識して「その子」の存在そのものにフォーカスしてあげたいものですね。

(文・曽田 照子)

著者:曽田 照子

ライター生活25年、3人の娘の母、子育てNGワードの専門家。子連れお出かけガイドの編集を機に育児書執筆の道へ。著書『子どもが自信を失う66の言葉』学研パブリッシング、『子どもに言ってはいけない55の言葉』メイツ出版など多数。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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