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2016年09月13日

気をつけて!子どもの話を聞くときのNGワード

子どもの話をちゃんと聞くことは大事、とわかっていても、ちゃんと聞くってなかなか難しいものです。そこで、子どもの話を聞くときに、言わないように気をつけたい「NGワード」をお伝えしましょう。

NGワード1 言い直す、言い直させる言葉

例「そうじゃない◎◎でしょ」

親としては正しい言葉をしっかり指導しなくちゃ、というつもりですが、言われる子どもはうんざりしてしてしまいます。
子どもが言葉を言い間違えるのは、音の順番を覚えるのに慣れていないのと、唇や舌などの動きがまだ不器用だから、たいていはいつの間にかきちんとしゃべれるようになっています。ひとりひとり言い間違いのクセは違うので、思い出のために記録しておくことをおすすめします。「冷蔵庫」を「べーどーこ」、「蚊が刺した」を「かががさした」など、幼いうちの言い間違いは、後になってから振り返ると本当にかわいらしい、宝ものです。

NGワード2 要約する言葉

例「つまり◎◎なんでしょう?」

話している途中で「それは要するにこういうことなんでしょう?」とまとめられてしまうと、その要約が当たっていても外れていても、子どもは「自分で話さなくてもいいか」と思ってしまいます。
自分の頭で考えをまとめ言葉を探す訓練をしなければ、話す力は付きません。話す力を育てるには、じっくり聞くことが必要なのです。でもただ聞くって苦痛ですよね。
子どもの話はまとまりがないし、あっちこっちに飛ぶし。聞いてもよくわからないときは、表情や仕草を見て、目で話している子どもを観察することをおすすめします。話の内容は正確伝わらなくても、感情が伝われば充分なこともあるのです。

NGワード3 先回りする言葉

例「ああ、お水が欲しいのね」

のどが渇いたとき指さすだけで水が出てきたり、「あれがほしい」の「あれ」だけでおもちゃが手元に運ばれたり、といった状況が続くと、子どもは言葉の必要性を感じることができません。
優しく面倒を見ているつもりで、親が先回りして子どもの願いを叶えたり、思いを言語化してしまうと、子どもは自分で言葉を考える習慣がつきません。
たとえば、コップを指さしたり、「水」と子どもが言ったとき、子どもの要求がわかっていてもすぐに「はいお水」と出してあげるのではなく「水がどうしたの?」と聞いてあげましょう。言葉のやりとりにひと手間かけることで、やがて「水が飲みたい」「お水ください」と自分の要求を言葉にできるようになります。

NGワード4 無視する言葉

例「ちょっと何言ってるかわからない」「もうしゃべらなくていいわ」「黙ってて」

子どもが話しかけているときに、聞こうとせずに例のような無視する言葉で聞くことを拒否していると、子どもは自分でしゃべるのをやめてしまいます。
さらに自分の話を聞いてもらえないと「自分の話は価値がないんだ」と感じます。それが何度も重なると自己肯定感の低さにつながってしまいかねません。

子どもと会話するとき私たちは無意識に言葉を使ってしまいがちですが、子どもは常に周囲から言葉を学習しています。
ママ・パパはときどきでいいので、自分が子どもに発している言葉を振り返ってみましょう。
「うちの子がお友達に同じ言葉を言ったらイヤな感じだな」という言葉は、できるだけ使わないようにするというのが目安です。

(文・曽田 照子)

著者:曽田 照子

ライター生活25年、3人の娘の母、子育てNGワードの専門家。子連れお出かけガイドの編集を機に育児書執筆の道へ。著書『子どもが自信を失う66の言葉』学研パブリッシング、『子どもに言ってはいけない55の言葉』メイツ出版など多数。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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