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2016年10月06日

[みんなのお悩みお答えします]子どもの後追いが始まり、家事がはかどらない。

読者の皆様から頂いたお悩みにお答えします。今回は「子どもの後追いが始まり、家事がはかどらない」というお悩みについて。ストーカーと化した我が子に手を焼いている皆さまの参考になれば幸いです。

なぜ後追いをするの?

赤ちゃんが後追いをするのは、すこし知恵がついてきて、ママという存在を認識できるようになったからです。
「大好きなママと離れたくない」というスウィートな気持ちではなく「この人と離れたら自分は死んでしまう」という切羽詰まった感情、もっといえば恐怖感です。
ちょっとでも離れると泣くのは、まだ想像力が未発達で「すぐ戻ってくる」という予想ができないから。だから一瞬でもママの姿が見えないと自分の生存を保証してくれる存在が消えてしまったという恐怖に駆られます。そこで「お願い!見捨てないで!」と必死に追いすがってくるのです。ママから見ればほんの一瞬離れただけでも、赤ちゃんの主観では「生きるか死ぬかの瀬戸際」の状態であることを、まずは理解してあげましょう。

イラッとするのは理由がある

必死で後追いをしながら赤ちゃんは泣きますよね。
泣くのは仕方がないと思っていても、あまりひんぱんに泣かれると、どんなに子どもが好きでもイラッとします。そこで多くのママは自分を責めてしまいますが、イラッとするのは実は当然なんです。
赤ちゃんの泣き声が不快に聞こえるのは、周囲の大人に不快をうったえ、原因を取り除いてもらうためです。もしもママが「いつまでも聞いていたい、うっとり」という心地よい声だったら、赤ちゃんはいつまでも不快なままとなってしまいます。

本能だけに忠実ならば、赤ちゃんの思いをくんであげるところなのでしょうが、現代の生活では本能以外の部分も多く使っています。理性や何やらで「家事やらなきゃ」「明日の段取りは…」「ちょっと一人になりたい」「トイレくらい行かせて」と考えているところへ、本能的に不快を感じさせるようになっている赤ちゃんからの泣き攻撃。これが何度も何度も続くと、誰でも精神的にこたえます。

「後追いのせいで、家事がはかどらない」というお悩みの裏には、こうした精神的ダメージがひそんでいるのではないでしょうか。

家事は手抜きでいい

よく言われることですが、この時期、家事は手抜きでいいです。
そういう時期なのだと開き直って赤ちゃんにべったりしてあげましょう。

部屋の乱雑さや食生活の乱れがどうしても気になるなら、業者にアウトソーシングすることも検討しましょう。掃除も料理も、外食1回分くらいの料金で、お試しできる業者がいくつも出てきています。

おんぶがおすすめ

十数年前のことですが、私がとった対策で、いちばん効果的だったのは「おんぶ」でした。
後を付いてくるから気になる、いっそ母子密着しちゃえ!という逆転の発想でした。掃除機かけや洗濯、料理など基本的な家事ならおんぶしながらでもできますし、目線が上がるので赤ちゃんの知育にもいいそうですよ。
ただひとつの弱点は、重くて肩や腰に来ること。腰にコルセットをしてからおんぶをすると少しは腰の負担を減らせます。

ひと声かけてあげよう

赤ちゃんが「ママはすぐ戻る」という事実を認識できれば、後追いは終了します。「どうせ話してもわからない」なんていわずに「すぐ戻るよ」「隣の部屋だよ」と声を掛けてあげましょう。根気よくやっているうちに、だんだんわかってくれるようになります。

外に出て気分転換を

赤ちゃんがママだけに気持ちを集中するから後追いになるのかも知れません。ベビーカーでお散歩しましょう。赤ちゃんにも、ママにとってもいい気分転換になります。

後追いはモテ期と考える

後追いは期間限定。
どんなに長くても2歳くらいでほとんどの子が卒業します(個人差はあります)。
子どもが大きくなってから振り返って「あの頃はかわいかった」としみじみ懐かしくなるときが必ず来ます。中高生になると後追いの立場が逆転し、親が子ども後を追ってウザがられたりするでしょう(実体験)。

辛いこともありますが、今しかない「モテ期」ととらえ方を変えてみましょう。後追いされる大変さも、少しはラクになるかも知れません。

(文・曽田 照子)

著者:曽田 照子

ライター生活25年、3人の娘の母、子育てNGワードの専門家。子連れお出かけガイドの編集を機に育児書執筆の道へ。著書『子どもが自信を失う66の言葉』学研パブリッシング、『子どもに言ってはいけない55の言葉』メイツ出版など多数。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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