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2017年11月27日

個性って何?一人ひとり違う子どもの個性について考えてみた

「あの子個性的ね」
「個性を伸ばす子育て」
なんてことをよく言いますが、よくよく考えてみると個性って不思議ですよね。
改めて個性について考えてみました。

きょうだいなのにどうして違うの?

同じ両親から生まれて、同じ家庭で育ったきょうだいでも、一人ひとりまったく違いますよね。
どうして?と時には戸惑ったり、理解できなくてイライラしたりします。

「この子はパパ似、こっちはママ似」
なんてよく言いますが、個性を作るもののひとつに遺伝があります。
遺伝だけで考えても、こっちの子にはママの個性が強く出て、こっちの子にはパパの個性が強く出るというような違いがあるのでしょう。

さらに、環境も個性に大きく影響しますよね。
きょうだいの場合は、同じように育てているつもりでも、生まれた順番も大きく影響します。
両親ともに子育てに不慣れなため慎重に育てられる第一子と、常に上の子というライバルのいる末っ子では、育っていく環境がまったく違うため、当然個性も違ってきますよね。

運動神経は生まれつき変わらない?

私たちが使う運動神経という言葉ですが、かけっこが速いとか、身体が柔軟だとか、ボールを操るのが上手いとか…そういった運動のテクニックをイメージしていることが多いようです。
ということは、運動のテクニックは練習すれば誰でも上達するので「運動神経は生まれつき」ということではなさそうです。
とはいえ「親が走るのが遅いから、子どももかけっこ遅いのよね」ということもありますよね。
確かに運動の得意な子のご両親は元スポーツ選手、なんてケースはよく見ます。

でも、生まれつきの能力よりも、小さい頃から一緒にスポーツをする習慣があるなどの環境の方が大きいと言われています。
骨格や身体の柔軟性など、生まれつきの素質に恵まれている人がいるのも確かですが、それを活かせるかどうかは環境次第ということです。

ちなみに、幼児期にはひとつの競技の技能を磨くよりも、かけっこや外遊びで全身の運動機能をまんべんなく伸ばす方がいいそうですよ。

性格って一生変わらないの?

個性と似た言葉に性格、性質、特徴、能力などがありますが、個性はそれら全部をひっくるめたその人らしさではないでしょうか。

さまざまな要素が絡まり合っていているからこそ、複雑で面白いのですよね。
生まれ持った気質は一生変わらないそうですが、性格はどうでしょうか。

言葉や行動は自分で変えることができます。
プラスの言葉を意識して使うようにしているうちに、考え方が前向きになるなんてこともありますから、本人の努力次第で変えられるとも言えますね。

頭の良さは生まれつき?

生まれつき頭の良い子、悪い子がいるのか、親としては気になりますね。
こちらも環境が重要になってきます。

知能指数はある程度は遺伝するそうです。
そういえば学生時代にもろくに勉強していないのにテストでいい点をあっさり取ってしまう子がいましたよね。
生まれつきかと思うとがっかりしますが、世の中の多くが生まれつき平均的な知能であるとするならば、環境で大きく差がつきます。

親が意識して会話を増やしたり、本を読んだりといった頭の良さを育てる働きかけをすること、それから成長してから本人が本を読むとか積極的に学び続けるなど、そういったことが大事なのでしょうね。

まとめ

個性は、他人と比べることで見えてくるものですが、その人の個性を作るのはその人自身。
自分という存在を見つめ、考えていく過程で深まったり、逆にマイルドになったりもします。
それを成長というのですよね。

親としては、ひとりひとり違う個性をみんなちがって、みんないいと見守ってあげたいですね。
もちろん自分自身の個性も含めて、ですよ。

(文・曽田 照子)

著者:曽田 照子

ライター生活25年、3人の娘の母、子育てNGワードの専門家。子連れお出かけガイドの編集を機に育児書執筆の道へ。著書『子どもが自信を失う66の言葉』学研パブリッシング、『子どもに言ってはいけない55の言葉』メイツ出版など多数。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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