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2018年06月06日

ママの自尊心が低くても大丈夫、子どもの自己肯定感を育てる方法

子育てをしていると「子どもの自己肯定感を育てるのが大事」と言われます。確かにその通りなんですが、それを育てる親の自己肯定感が低いという問題をどう考えたらいいのでしょうか。

子どもの自己肯定感を育てるには親の関わり方が大事

まずは自己肯定感についておさらいしましょう。自己肯定感は「自分は価値ある存在なんだ」と自分自身を認める感情のことです。自尊心、自信と言いかえてもいいでしょう。
成功するには自己肯定感が大切。自己肯定感が低いと、周囲の期待に応えようと無理をし過ぎたり、自分に自信がなかったり、どことなく「生きずらさ」を心に抱えてしまいます。
そしてそんな大切な自己肯定感は周囲の人間との関わりから作られる、親がどう接するかが大事です。
自己肯定感を高める接し方としては…
・子どもの言葉を頭から否定しない
・親の希望を押しつけない
・自分で選択させる
・子どもの話をじっくり聞く
・子どもの成長を心から喜ぶ
はい。ここまでは多くの偉い先生が本に書いたりテレビで話したりしています。私もその通りだと思います。でも自分が親になったとき、実践しようとしたらとても難しかった。なぜなら、自分自身はそのように育ててもらっていなかったから。

自分自身の自己肯定感

態度だけなら変えることはできます。でも自分自身の自己肯定感が低いのに、どうして子どもの自己肯定感をあげることができるんだろう、そんなの矛盾じゃないのか、と当時の自分は悩んでいました。
多分この悩みは私だけじゃない、と今ならわかります。私たち日本女性の自己肯定感は世界一低いんじゃないでしょうか。
日本社会では自信家は自惚れと言われますし、目立つと叩かれ、生きにくくなります。さらに文化的にも謙遜の美徳という言葉もあります。「女性は控えめな方がいい」という迷信も、母親たちの自己肯定感をおとしめるのに一役買っているでしょう。
自分自身の自己肯定感が低いのに「子どもの自己肯定感を育てなさい」、いや「自己肯定感を育てられないのはダメ親」というのは無理難題です。

自己肯定感が低いからダメだ、と思うのをやめる

私は考えました。自分の自己肯定感が低いのに、どうしたら子どもの自己肯定感を育てられるのか…考えたあげく、私は「自尊心が低いなら低いままでいい」という結論に達しました。

自己肯定感が低い自分はダメだ、と考えていると、そんな自分はダメだ、だから自分はダメだ、とダメダメスパイラルに落ち込み、自己肯定感はだだ下がりする一方です。
何よりもまずその負のスパイラルを断ち切ること。低い自己肯定感を自分でさらに下げない、食い止めることが大切だと考えました。
「自己肯定感が低いのにがんばっていて素晴らしい」と自分をとらえ直すことにしました。

自信は自分で作れる

自己肯定感を高めるためには自分を褒めることだとさまざまな本に書いてあります。私も鏡を見ながら「よくがんばってる、偉いよ」と自分に声を掛けてみました。
するとなぜか、涙が出てきました。
そう、誰かに認められるのを待つのではなく、自分で自分を認めてあげればいいんです。
今、当時の私のように自分に自信がない、自己肯定感が低いと悩んでいるなら、子どもの自己肯定感を育てるために必要なことを、自分自身に対して心がける…というのはどうでしょうか。当てはめてみるとこんな感じです。
・自分の思いを否定しない
・他人の期待に応えようとしない
・自分で選択する
・自分の心の声をじっくり聞く
・自分の成長を心から喜ぶ
自信は自分で作れます。この文章を最後まで読んでくれたあなたなら、きっと大丈夫。

(文・曽田 照子)

著者:曽田 照子

ライター生活25年、3人の娘の母、子育てNGワードの専門家。子連れお出かけガイドの編集を機に育児書執筆の道へ。著書『子どもが自信を失う66の言葉』学研パブリッシング、『子どもに言ってはいけない55の言葉』メイツ出版など多数。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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