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2018年09月05日

まさか、うちの子に限って…子どもが万引きしたらどうしたらいいの?

わが子がもしも万引きをしてしまったら…どうしたらいいんでしょう?想像もつかない人が多いと思いますが、あわてふためいたり、打ちのめされているだけではいけませんよね。そのときどう接したらいいのかを考えました。

もしもわが子が万引きをしたら…

できれば考えたくないですが、ある日いきなり警察やお店から電話がかかってきて「おたくの子どもが万引きをした」といわれたら…どうしたらいいでしょうか?

①冷静に受け入れる

「まさかうちの子が!」「そんなはずはない」「何かの間違いだ」と思うかもしれませんが、いたずら電話でない限り、電話の向こうの警察官やお店の人の言うことが正しいのです。

NG行動:ヒステリックになる
「絶対違います!」「そちらが間違ってます!」などヒステリックな対応は「この親にしてこの子あり」と思わせてしまいます。くれぐれも冷静に。

②迎えに行く

どんなに仕事が忙しくても、何よりも先ず子どもを迎えに行ってください。お店の事務所か警察署か、子どもを預かってくれているところに急いでかけつけましょう。

NG行動:子どもの言い分を鵜呑みにする
もしかしたら子どもは本当にやっていない、えん罪かも知れませんが…子どもの「やってないよ」が嘘の可能性もあります。「大人はカンタンにだませる」なんて思ってしまうと、あとが怖いです。

③子どもと話し合う

子どもと一緒に帰宅して、じっくり話し合いましょう。自分のしたことの重さを理解させる必要もありますし、もし親に注目して欲しいという気持ちで万引きをしてしまった場合は、真剣に向きあうことで愛情を伝えることもできるはずです。

NG行動:万引きを軽く見る
「万引きなんてたいした犯罪じゃない」「捕まって運が悪かった」などと言うのは絶対にダメ。万引きとはいえれっきとした犯罪です。

NG行動:頭ごなしに叱る
しっかり叱る必要はありますが、万引きなど子どもの問題行動の奥底には「親にこっちを向いて欲しい」という心理が隠れていることがあります。頭ごなしに叱ってはその理由が見えなくなってしまうこともあります。

NG行動:見くだし、見捨てる
「おまえは泥棒だ」「恥さらし」など親から見くだされたり、見捨てられたりすれば「どうせ自分は犯罪者だ」とどんどん悪い方向へといってしまいます。罪を憎んで人を憎まずという言葉もありますよね

④お店に謝罪に行く

迷惑をかけたお店に親子で謝罪に行きましょう。万引きは犯罪ですから謝って済む問題ではないかもしれませんが、謝らないままだと「悪いことをしても謝罪しなくていい」と子どもに学習させてしまいます。ことの重大さを子どもに思い知らせるために、親は「申し訳ございませんでした」と誠心誠意頭を下げるべきでしょう。
さらに子どもが盗んだものを返す、弁償することを申し出ましょう。受け取ってくれるかどうかは分かりませんが、社会のルールとして盗んだものを自分の者として手に入れることはできない、という事実を子どもに刻みこまなければ、何かの降りにまた繰り返してしまう恐れがあります。

NG行動:お店を批判
万引きされるような陳列をしているお店が悪い…なんてお店側を批判することは絶対にNGです。お店は被害者でこちらは加害者なのですから。

万引きを繰り返させないために

子どもが万引きを繰り返さないために、どんな対策を取ったらいいのでしょうか。

・なぜ万引きしたのか理由を知る
対外的には謝罪ですが、家庭内でまず必要なのは子どもの言い分を聞くことです。じっくり話し合い、万引きした理由を子どもから聞き出しましょう。私たち親は、話し合うつもりでつい親の気持ちだけを押しつけてしまいがちですが、できるだけ口を閉じて、子どもの言葉を聞くようにしましょう。

・どうしていけないことなのか理解させる
「お店にはたくさんあるから1つくらいいいじゃん」という意識の子も少なくありません。 万引きすることでお店がどんな被害を被るか、犯罪がいかに自分の信用を落とすのか、子どもに伝えましょう。今からでも遅くはありません。

・友達関係の見直しを
小中学生の場合、友達に釣られて遊び半分で…とか、やらないと仲間はずれにされるから…といった理由で万引きをしてしまうことも少なくありません。
悪い道に引きずり込もうとする友達は、本当の意味の友達ではありません。時には断ち切る勇気も必要です。

・ちゃんと見ていることを伝える
言葉や態度で、子どものことをちゃんと見ていることを伝えましょう。
見ている、といっても監視ではなく、信頼して見守っているという姿勢を崩さずにいましょう。「信頼されている」となると悪いことはできなくなるものです。
万引きは悪いことですが、深刻に捉えすぎず、子どもの反省してやり直す力を信じることも大切。

(文・曽田 照子)

著者:曽田 照子

ライター生活25年、3人の娘の母、子育てNGワードの専門家。子連れお出かけガイドの編集を機に育児書執筆の道へ。著書『子どもが自信を失う66の言葉』学研パブリッシング、『子どもに言ってはいけない55の言葉』メイツ出版など多数。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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