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2016年04月19日

子どもの自尊心を育てるために大切にしたい3つの考え方

ほとんどの親は子どもの自尊心を育てたいと願っています。でも自分でも気がつかずに逆方向への働きかけてしまうことがあります。書籍「ママの心が楽になる子育て心理戦」を参考に自尊心を育てる方法を考えてみます。

自尊心をつぶす親の特徴3つ

筆者が編集協力させていただいた書籍「ママの心が楽になる子育て心理戦」で、著者の児童青年精神科医・新井慎一先生は、子どもの自尊心をつぶす親の特徴を次の3つだとしています。

1、「あなたは大切な存在だ」と伝えていない
2、子どもを守ろうとしすぎている
3、子どもの気持ちを理解しようとしない

つまり、これらを逆の態度に変えれば、子どもの自尊心を育てることができるわけです。

1、「あなたは大切な存在だ」と伝えていない→伝える
2、子どもを守ろうとしすぎている→守りすぎない
3、子どもの気持ちを理解しようとしない→理解しようとする

では、ひとつひとつについて見てみましょう。

「あなたは大切な存在だ」と伝えること

(引用)親は子どもを大切に思っているつもりでも、口から出る言葉が「さっさと宿題をやりなさい」「そんなんじゃダメ」といった否定ばかりだと、子どもは自分が大切にされていると感じる事ができません。
子どもを大切に思う気持ち、伝わっていると思い込んでいませんか。もしかしたら本人には伝わっていないかもしれません。
日本には「察する」文化がありますが、子どもに親の気持ちを察しなさいと言うのは、親が思う以上にハードルが高いのかもしれません。
大切に思っているという気持ちは、多少照れくさくても言葉にして表した方がいいのでしょう。

子どもを守ろうとしすぎないこと

(引用)便利で安全なのはいいことですが、安全への配慮が過ぎると、子どもは自尊心を育てることができません。
危機回避能力が身につかないからです。
危機回避能力がないと常に誰かを頼らなければなりません。一人で生きていけないということですから、自尊心は育ちません。
私たち親は、子どもに傷ついてほしくないので、よかれと思って「転ばぬ先の杖」をつい用意してしまいがちです。でも、そうしていてはいつまでも子どもの自尊心は育たないのですよね。
あえて過保護にせず、子どもが転んでも自分で立ち上がるのを見守る姿勢が、自尊心を育てるのでしょう。

子どもの気持ちを理解しようとすること

(引用) 子どもを大切にし、気持ちをわかろうとし、いいところも悪いところも受け入れましょう。親ごさんも同様です。自分自身も大切に、本来の気持ちに耳をすませ、自分のいいところも悪いところも受け入れましょう。それが健全な自己愛であり、自尊心のもとになるのです。
子どもの気持ちをわかろうとする代わりに、もので動かそうとしたり、理想の子どもになるよう誘導したりといったことをしていないでしょうか。
「こうあってほしい」という理想の子育てと、思い通りにならない現実との間のギャップを認めたくなくて、現実の子どもの気持ちから目をそらしていると、あとあと大変なことになってしまうかもしれません。(文・曽田 照子)
参考書籍
ママの心が楽になる 子育て心理戦 新井 慎一 (著)

著者:曽田 照子

ライター生活25年、3人の娘の母、子育てNGワードの専門家。子連れお出かけガイドの編集を機に育児書執筆の道へ。著書『子どもが自信を失う66の言葉』学研パブリッシング、『子どもに言ってはいけない55の言葉』メイツ出版など多数。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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