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2016年04月26日

えっ、ママの仕事と子どものおねしょって関係あるの?

おねしょの理由を「母親が働いているから」と言われてしまったというママもいました。そんなことはないと思いながらも「愛情不足が原因?」と気になってしまいます。本当のところは、どうなのでしょうか?

おむつが外れているのにおねしょをしてしまう原因は?

どうしておねしょをしてしまうのでしょうか? 
その前に、ちょっと逆を考えてみませんか。大きくなると夜だけ、何時間もトイレに行かずに眠れるのでしょうか? 考えてみると不思議ですよね。
これは夜の間「抗利尿ホルモン」というホルモンが、おしっこの製造を抑えているからなのだそうです。 このホルモンがまだうまく分泌されない間は、夜も昼と同じようなペースでおしっこが作られ、膀胱からあふれておねしょとなって出てしまうのだそうですよ。
つまり、おねしょをしなくなるためには、2つの要素が必要です。
(1)抗利尿ホルモンの分泌。(2)膀胱が大きくなって、おしっこが増えても、ためておけるようになる。

赤ちゃんは抗利尿ホルモンの分泌が未発達ですし、膀胱もまだ小さいので、朝晩、同じようにおむつにおしっこをします。
成長するにつれて抗利尿ホルモンのおかげで夜間に作られるおしっこは減り、膀胱は大きくなるのでバランスがとれてくるのですが、あふれ出てしまうのも多々あること。
小学生になる頃には、多くの子どもがおねしょを卒業するようです。

おねしょの原因についてはこちらの記事が参考になります。
子どもの“おねしょ”の原因【夜尿症】って何?

おねしょとストレスって関係があるの?

子どものおねしょについて、働くママと専業ママとの比較調査は見つかりませんでした。
もしかしたら何らかのストレスが、ホルモンの分泌や膀胱の成長に関わっている可能性は否定できません。
ただ、そこまで影響するほどのストレスならば、ほかの部分にも影響が出ているはずです。昼間元気で遊べて、自分からトイレに行ける、という子のおねしょの原因は、ストレスよりも機能的な発達の遅れ(ほとんどの場合は成長すればおさまる)と判断して良さそうです。

実は、小学生になっても1割くらいはおねしょをしてしまう子がいるそうです。私のいとこも2年生までしていたそうですが、もし小学校3年生くらいで、ほぼ毎晩おねしょをしてしまう場合は、病的な遅れの可能性もあるので、かかりつけの小児科医に相談してみましょう。

怖い話を見聞きしたり、ショックな出来事のあとは、ストレスでおねしょをしてしまうことがありますが、たまたま一晩だけのおねしょは気にしなくていいでしょう。

対処法は、気にしないふりで成長を待つこと

おねしょ対策の第一歩として、まずは一般的なことを試してみましょう。
早寝早起きをさせる、夕方から水分を控えめにする、寝る前にトイレに行かせる、体を冷やさないように。これらを心がけるだけで、かなり防げるようになります。

それでもおねしょをしてしまう場合、夜中に起きてトイレに行かせるのはやめましょう。睡眠のリズムが乱れてホルモンが出にくくなったり、おしっこを膀胱にためる習慣ができなかったりして、おねしょが固定化してしまう恐れがあります。 大切なのは朝までぐっすり眠ること。防水シーツやお休み用のパンツなどおねしょ対策グッズを賢く使って、安眠させてあげましょう。

またおねしょを叱ったりからかったりすると、本人も気にしてしまいます。心の傷になるだけでなく、自律神経が緊張して治りにくくなるそうですから「洗おうね」と何気なく対処するのがいいでしょう。(文・曽田 照子)

著者:曽田 照子

ライター生活25年、3人の娘の母、子育てNGワードの専門家。子連れお出かけガイドの編集を機に育児書執筆の道へ。著書『子どもが自信を失う66の言葉』学研パブリッシング、『子どもに言ってはいけない55の言葉』メイツ出版など多数。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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