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2016年08月10日

【インタビュー】インターネット広告代理店オプトのワーママ・ワーパパインタビュー。「働き、そして向上する」。その秘訣を伺ってきました。

第8回目のワーママインタビューは、株式会社オプトのママ2名とパパ1名の3名にインタビュー。スピード復帰、キャリア維持、長期間育休からの復帰など三者三様な意見は必見! 「働き、そして向上する」。その秘訣を伺ってきました。 (写真左 オプト 榎本さん 中央 松澤さん 右 中野さん)

――仕事と子育てを両立するために行なっていることはありますか? (camily編集部)

我家の場合、コツはスケジュールを共有することです。夫婦ともに仕事が忙しいので、数ヶ月先までのスケジュールを作り週1回のペースで更新しています。
僕の場合は、会食や出張などもあるので比較的スケジュールが出しやすく、予定のない日は保育園のお迎えに行くように調整しています。基本的には朝食担当と、週2回のペースでお迎えから夕飯、寝かしつけが主ですね。ただ、妻も会食があるので予定がバッティングする時があるんですよね。その時はどちらの約束が融通できるかを話し合い、ときに親の助けも借りながら調整しています。(中野さん)

数ヶ月先とはすごいですね!我家もお迎えに行く日と残業する日をお互いのスケジュールを見ながら決めていますが、1週間の予定をメールでやり取りするくらいです。
週2〜3回の送り迎えをそれぞれ交代で行なっていますが、主人の実家が近くにあるのでお願いすることもありますね。基本的には仕事を産前と変わらずにやっていきたいと思っていて、家事の6割ほど主人が協力してくれています。(榎本さん)

6割の家事とは羨ましいですね!我家は家事や子育ての比重がほぼ私です。
そのため、復帰後は両立がうまくできず、気持ち的にも余裕がなくなりました。それでは良くないと思い、そこから毎朝手帳を使ってスケジュールを管理しています。ポイントは「付箋を使ってタスク化していく」ことです。家事面では、期限があるものを忘れないように貼っていき終わったら剥がしていく。ゴミの日やお金の振込などもこれなら忘れず慌てることもありません!
また、仕事面ではその日の業務を書き出しますが、出来なかったら次の日に繰り越していく。そうすることで一日の業務内容も明らかですし、決まった時間内に終わらせようとモチベーションも上がります。(松澤さん)

今の自分で「私らしく」生きること

――ご主人に家事を協力してもらうコツがあれば教えてください(camily編集部)

出産前から「仕事を続け、キャリアアップを継続していきたい」ということを主人や両親、会社内に話していました。ちょっとテーマは大きくなりますが「自分がどのように生きたいか」ということを明確に主張することで周りの理解が得られると思うんです。家事や育児も大事だけど「私は仕事をする」というスタイルでしたから。子供を産んでからも「ママだから」と頑張りすぎず、「家庭や子育ては夫婦二人で育むもの」だと割りきってスタイルを変えなかったのが良かったのかもしれません。(榎本さん)

私は1年8ヶ月育休を取得したため、かなりブランクができてしまいました。その分家庭に入る時間が長かったせいか、家事や育児は私が殆どやるという流れが家の中でできてしまったんですよね。今もそうですが、復帰してからもなかなかそのスタイルを崩せずにいます。復帰直後は、義母が専業主婦ということもあり、働く母親のモデルがないせいか主人は私が働くことを応援していませんでした。けれども、私が働くことで収入面でも不安を少なくすることができますし、将来への投資も始めたら「共働きも悪く無いかも」と言ってくれたんです。未だに家事に積極的ではないので、コツは開拓中ですが(笑)! お金があることで家族でできることが増える、そう思うと今後はキャリアアップも視野にいれて仕事も頑張っていきたいと思っています。(松澤さん)

――時短勤務や子育てママがキャリアップしていける社風は、女性としてもやりがいがありますね(camily編集部)

(写真 中野さん)

ある意味、弊社は男女フラットなんです。ただ、フラットすぎるというか、女性も男性と同じように求められてしまう。榎本や松澤のように、女性は出産、育児等ライフステージが変わるのでそういった時は大変だと思います。会社としても、ライフステージが変わっても働きやすい環境づくりに取り組まなくてはと動き出したところなんですよ。
昨年より2時間単位で有給休暇がとれる制度を設けたり、今年からダイバーシティ経営を実現する一歩として女性社員向けとその管理職に対しての意識変革やスキルアップのための研修を導入したりしています。(中野さん)

急な病院やお迎えにも使え、半休ほど無駄がないから助かりますよね。
子供がいると突然の熱で病院立寄りや、保育園からの呼び出しもあるので小刻みな有給制度はとても利用しやすいです。また、自分が体調を崩した場合もこの制度ができたおかげで昼休みを延長して病院へ行けるようになり、チーム内でも利用する人が増えてきました。(松澤さん)

自分のメンテナンスは大切ですよね。研修制度も、これから3年後、5年後の自分のビジョンを描く良い機会になるんです。私はこういった研修の大切さを身をもって体験してきましたし、産後の復帰の仕方についても考え方としては大きな影響がありました。(榎本さん)

明確なビジョンを周りに伝えることの大切さ

――産後3ヶ月というスピード復帰をされたんですよね! (camily編集部)

(写真 榎本さん)

そうなんです! 初めは上司にも反対されましたが(笑)(榎本さん)

反対というか、もっと休んでもいいんじゃないかなと思ったんです。純粋に、仕事も大事だけど出産は命に関わることだし、産後の女性や赤ちゃんの健康面も考えると、個人だけの判断で仕事をし続けることが本当にいいかどうか考えて欲しかったんですよね。(中野さん)

確かに、産休前の私は視野が狭かったな、と反省しています。とにかく「いかに早くブランクなく復帰し、キャリアを向上させるか」ということばかり考えて行動してましたから。上司の指摘を受けてからは、体のこと、子供のことを考えた上で「自分らしい働き方」を家族や両親に話すようになりました。(榎本さん)

――どのように復帰の準備を始めたんですか? (camily編集部)

産休前に復帰の予定を決めたのが大きかったですね。
幸い、妊娠中も体調が良く通常通り仕事ができていたので、12週という産休制度しか休まないと決めていたんです。
そして、休む前から会社でも家でも仕事に対するビジョン、私が望む幸せのカタチ、生き方などを話していたんです。わかってもらいたくて、上司にメールもしましたね!
両親や家族にも、私の幸せのカタチを説明して「応援して欲しい」と言いました。もともと、働いている自分が好きだったし、何かを諦めて暗い顔をしているよりは、キラキラしているママの方が子供も喜んでくれると思ったんです。(榎本さん)

凄いと思います。榎本の姿をみていたら「私もやればできたのかな」なんて希望を持ったりするんですよね。
こういう姿勢は働く女性の憧れでもあるし、励みにもなると思うんです。これから結婚して子供を出産する若いスタッフにも、イキイキと働き続けられるという良きお手本になっています。
私も第二子を妊娠しているので、今回の復帰は出産前から計画的に動き、しっかりと周りにネゴシエーションしていきたいですね。(松澤さん)

子育ては1つも無駄はない、むしろスキルアップのチャンス

――最後に働くママとして「やっておいて良かったこと」を教えてください(camily編集部)

(写真 松澤さん)

私は育児休暇中のことが、今のプロジェクトにとても活きています!というのも、今仕事上接している方の多くがエンジニア出身で、出産前に在籍していた営業系のコミュニケーションが通用しない部署なんです。
けれども、1年半近く言葉だけでは通じない子供と向き合ってきたことは、自分を成長させてくれました。相手を待つこと、少ない情報で相手の言いたいことを理解することは仕事場でもそうですし、子育てと同じです。私はそれを日々実感しています。だから、どんな育児休暇も無駄じゃない! と心から思うんです。(松澤さん)

松澤が言うことも、その通りですよね。
自分だけの世界では仕事も子育ても成り立ちません。
また、色々な人の話しを聞いて視野を広げていくことも大切だと思います。そうすることで、たくさんの情報から自分が何を目指すのか、ということが見えてくると思うんです。「自分の棚卸し」です。
将来のビジョンを明確に描くことは容易ではありません。しかし、昼間は仕事、夜は家庭というサイクルだけで気づいたら数年経っていた...というのはもったいないと思うんです。必ず自分のいいところがあるし、目標を持って成長していきたいですよね。私は過去数回の研修を経験することでようやく身につけたスキルですが、限られた人だけでなく、すべての人が受けられる制度として企業側がどんどん導入してほしいと思います。(榎本さん)

頑張る人に必ずチャンスはきますから! これからは、もっと女性が活躍する社会です。どのライフステージでも働きやすく向上できる場を僕たちも作っていきたいと思いますね。(中野さん)

(文・森 初世)

株式会社オプト
●プロフィール
中野宜幸
執行役員/デジタルブランディング領域管掌
2児(4歳、2歳)のワーパパ

榎本佳代
営業部部長
1児(0歳)のワーママ

松澤文子
テクノロジー導入推進部
1児(2歳)のワーママ

著者:森 初世

子育て歴8年目の2児の母。「ヨガ」「顔ヨガ」講師として産後より活動をスタートし「Lapure(ラープレ)」「ヨガスタジオ/Lapure」を主宰。定期レッスン他、企業やメディアなどで活躍。書籍『5年後も若いと言わせる顔ストレッチ~Smile Yoga』を上梓。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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