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2016年10月07日

【インタビュー】アパレルの販売職に就く3名のワーママにインタビュー。「働く」やりがい、両立するコツを伺ってきました!

第10回目を迎えたワーママインタビュー。今回はアパレルの販売職に就く3名のワーママをご紹介します。子育てに翻弄されながらも「働く」やりがい、両立するコツなど、リアルな声を伺ってきました! (写真左 アッシュ・ペー・フランス 高木さん 中央 山崎さん 右 冨島さん)

「子育て経験が、仕事にいきている」と思える

――現在の働き方を教えてください。(camily編集部)

(写真 山崎さん)

3人とも基本は残業なしのフルタイムか時短勤務で働いています。お店自体は、早番と遅番に分かれてシフト制でまわしています。けれど、私たちのように子供のお迎えで帰宅時間が決まっている場合は、早番で働いています。(冨島さん)

遅番だと12時から夜遅くまでの勤務なので、復帰後は遅番に入れなくなりました。夕方からの忙しい時間帯に仕事ができないことや、セール期間中の残業ができず、スタッフに申し訳ないなと復帰直後は悩んでいました。(山崎さん)

私は、昨年の秋に化粧品会社の販売から転職してきました。息子が小学生になったことをきっかけに、フルタイムから時短勤務にしなくてはならなくなったんです。
その会社はフルタイムでないと役職につけないので、当時副店長だった私はそのまま役職を外れることになりました。10年近く勤めた会社でしたがキャリアを活かせないことに悩み、今の会社に転職を決意したんです。現在は副店長を経て、店長を任されています。子供が理由で時短勤務になっても、キャリアを認めてくれる環境で働けてとてもやりがいを感じています。(高木さん)

――時短勤務が理由でキャリアアップの道が閉ざされるのは、ワーママにとって辛い選択ですよね。みなさんは出産後、働き方に対する考え方は変わりましたか?(camily編集部)

やはり、独身時代に比べて圧倒的に働く時間が減り、日中限定の働き方に変わりました。そのため販売する時間が少なく、一客一客丁寧に接客するようになりましたね。また、販売以外で、スタッフが働きやすい環境を作れるように自分ができることを探して仕事するようになりました。(冨島さん)

それ、すごくわかります! 私は復帰し4ヵ月なので、生活自体にまだ慣れていないんですが、夜方から朝方生活に変わりました。お店が開いている時間に帰らなくてはならないので、残業できず日々後ろ髪をひかれながら帰宅しています。
そんな中、スタッフに同じママ仲間がいるので、彼女たちの経験を聞いたりしながら支えられています。(山崎さん)

同じような境遇の人がいると、本当に救われますよね。私自身も1人目の復帰時は、何もかもうまくいかず、一日が一瞬で過ぎ去り仕事も中途半端で悩みました。そんな時、上司に相談したら「もっと気楽に考え、できることをしてくれればいいよ」と言われ、その言葉が本当に救いになりました。
働く時間が短いこともあり、独身時代できていた仕事も全くできず、「私って仕事ができないんじゃないかな」と落ち込むこともありましたね。けれど、上司や周りのスタッフのお陰で、2人目を出産した後も、こうやって再び復帰して働き続けているので、ありがたいです。(冨島さん)

――「子育て経験が、仕事にいきている」と感じることはありますか?(camily編集部) (写真 高木さん)

お子様連れや年配のお客様を接客するのが得意になりました。人の話しもじっくり聞けるようにもなりましたね。子供との会話は、なかなか要領を得ないことも多いので(笑)
自然と相手が何を知りたいのか、と観察しながら会話できるようになりました。また、育児のことで落ち込んでいる時にはスタッフやお客様から元気をもらい、仕事のことで落ち込んでいる時は子供の笑顔に癒され、助けられています。(高木さん)

子供服のフェアをした時、ママ友に宣伝を協力してもらったり、来店してくれてフェアが盛り上がったんです。子供の繋がりが、仕事にいきていると感じた時でした。私自身、子供がいなかったら子供服にもさほど興味を持たなかったでしょうし、家族が増えると視野だけでなく世界も広がるな、と思います。(冨島さん)

独身時代や産休中に比べて、圧倒的に違うのは時間の使い方です。時間内に仕事、家事を終わらせるよう、要領良く動けるようになりました。(山崎さん)

育児は愛情をもって「適当に」

――ワーママにとって時間の管理は大事なポイントになってきますよね。他にも両立するコツがあれば教えてください。(camily編集部) (写真左 山崎さん 右 冨島さん)

1人目の時、家事も育児も仕事も、すべて頑張りすぎてしまい余裕がなくなってしまったんです。だから2人目の復帰後は「頑張りすぎない!」と心に決めていました。
やり残したことができても「限られた時間内で出来ることはやりきったからよし!」という風に考えるようにしたり、落ち込まずに「また明日頑張ればいい!」と思えるようになりました。平日は夫が遅く、ほぼ母子家庭状態です。そのため、産休中は家事と育児に追われることに疲れや行き詰まりを感じてしまいました。復帰後、改めて働くことが「自分らしさ」や「自分時間」を取り戻せ、私にとってのリセットなんだと気づかされたんです。
今は、働くことで、育児や家事に楽しく向き合えていると思います。(冨島さん)

育児は愛情をもって「適当に」というのがモットーです。
生活のリズムは、働くことに合わせて考えるようにしています。その中に育児があるので、疲れた時はお惣菜を買ったり外食したりと、子供と楽しみながら手を抜くことも進んで取り入れるようにしています。(高木さん)

――子育てと仕事を両立することで、大変だと思うのはどんな時ですか?(camily編集部)

販売職は、土日祝日に集客が多くなります。本当は週末出勤をしたいんですが、保育園がお休みなので自由にシフトを組むことができません。また、保育園のイベントや病院通いなどがあるとスケジュールがくるい、思い通りに働けないジレンマを感じています。急な熱も多く、毎日を乗り越えるのに必死ですね。(山崎さん)

子供の急な熱や保育園からの呼び出しはドキッとしますよね。我が家は身内が近くにいないので、わざわざ母や義母に来てもらって乗り越えてきました。(冨島さん)

我が家も、保育園へ預けたばかりの頃は病気をしやすく、通園できない日々が何度もありました。それでも仕事に行かねばならない時は、区の病児保育を頼ったりしましたが、子供は可哀そうでしたね。家族の健康管理も大切だと身をもって感じています。(高木さん)

鏡を見ることで気合がはいる

――「働く女性」として意識していることはありますか?(camily編集部)

お客様の参考になるように、常に身だしなみや着こなしは意識しています。産休中は鏡すら見なかったんですよ!
お店に着いたらまず鏡の前でチェックします。朝、子供を急いで保育園に預けてから出勤するので、当然疲れた顔をしていたり、髪も乱れているので…。鏡をみることで気合が入りますしね。(山崎さん)

うちは二人なので、雨の日は特に大変です…。鏡をみて身だしなみを整えることはもちろんですが、お店のスタッフたちの女子力が高いので影響を受けています。接客業なので、店員としてお客様に信頼されるスタッフでいたいですし、常に情報には敏感でいたいですね。(冨島さん)

――その情報源はどこからが収集することが多いですか?(camily編集部)

やはりスマホですかね。お店のブログやインスタグラムからトレンドの情報を得ています。子供を抱っこしながら雑誌の立ち読みや買い回りは、体力的にも辛いので…。スマホ時代に子育てできて助かりました(笑)。(山崎さん)

スマホなら外出時に情報が得られますしね。産休中など自分のお店の今がわかるので、繋がっていられる安心感から、孤独にならず良かったです。(冨島さん)

しかも、情報だけでなく実際に買い物も出来てしまうので、ストレス発散にもなっています!(山崎さん)

――子連れの買い物は大変ですよね。皆さんはストレスの発散にどのようなことをしていますか?(camily編集部) (写真左 山崎さん 右 冨島さん)

私は、ホームセンターが大好きなのですが、遠出かつ大きな買い物は子連れだと難しいですね。ベビーカーで電車移動をするので、エレベーターを探すのも一苦労です。そのため、ネットショッピングを利用して物欲を満たしています。水や保育園の布団など、重いもの、安く買いたいものなどは、とっても便利です。
ホームセンターへ行こうと思うと買い物で一日つぶれるところを、空いた時間に済ませられるので、休みの日の使い方も効率的になりました。(山崎さん)

ネットショッピングいいですよね。
私の場合、休日は外食することでストレス発散しています。家族で出かけるときもあれば、ママ友とも一緒に出掛けることも多いので、いろいろなお店を開拓して楽しんでいます。子供が小さいので、夫と分担して1人ずつ連れて出かけていますが、いずれかは1人で気楽に外出してみたいですね。(冨島さん)

私は子供たちもだいぶ大きくなってきたので、夫に子供たちを託して仕事帰りに友人と食事へ出かけられるようになりました。また、平日休みの時は、子供は学校へ行っているのでその時間を利用してカラオケやウォーキングに出かけるのも好きです。アクティブに動いて発散すると無心になるので、余計なことも考えず気持ちが軽くなるんですよね。
ただ、やはり仕事帰りや休日など子供のお世話は私ですし、自由に1人の時間があるわけではないので「融通のきく男性の方が羨ましいな」と思う時もあります。(高木さん)

できることをやっていくのが今は大事

――みなさんは「男女の差」を感じるのは、どのような時ですか?(camily編集部)

子供が熱を出した時に、暗黙の了解で女性が早退する、という風潮を未だに感じます。長時間労働、休みにくい、という職場環境では、特に男性は仕事を優先することになりますよね。女性だって早退したくないです。社会全体が、子育てにおいても男女平等になって欲しいです。(冨島さん)

復帰して、子供がいるから早く上がらなくてはならない、早退しなくてはならない、だから仕事ができないんじゃないか、など「子育てしている女性」という理由でそう思われることが嫌でした。もちろん、子供がいると働き方も調整しなくてはならない。時短や急な早退もあるので、周りに助けてもらうことがとても多くなります。そんな時「また迷惑かけてしまった」「お返しができなかった」と罪悪感に思ってしまうことがあるんです。しかし、長い目でみて「必ず恩返しをするんだ!」子供が大きくなってフルタイムに戻った時「子供が小さかったら仕事の量も減っただけだったんだな」と思ってもらいたいですね。
その日までコツコツと、できることをやっていくのが今は大事かなと思って働いています。(山崎さん)

山崎さんの意見、私も同じですね。やっぱりどうしても仕方がない時期ってあると思います。子育てとの両立を考えていると、男性のようには働けない。でも、キャリアアップをできる時まで準備して、環境が整ったときに発揮できるようにしておくことが大事なんじゃないかな、と思います。まだまだ男女差はありますが、今を生きるためにも「できることから日々コツコツ」と頑張っていきましょう! (高木さん)


(文・森 初世)

●プロフィール
高木聖子
アッシュ・ペー・フランス株式会社
rooms-Ji-Ba店長
時短勤務
2児(7歳、4歳)のワーママ

冨島可奈子
アッシュ・ペー・フランス株式会社
destination Tokyo販売員
時短勤務
2児(3歳、1歳)のワーママ

山崎由夏子
アッシュ・ペー・フランス株式会社
goldie H.P.FRANCE横浜店 販売員
フルタイム勤務

著者:森 初世

子育て歴8年目の2児の母。「ヨガ」「顔ヨガ」講師として産後より活動をスタートし「Lapure(ラープレ)」「ヨガスタジオ/Lapure」を主宰。定期レッスン他、企業やメディアなどで活躍。書籍『5年後も若いと言わせる顔ストレッチ~Smile Yoga』を上梓。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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