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2016年05月12日

【ワーママインタビュー】NPO法人「自由が丘ママの会」で働くママ “ママの思いを叶え続けていきたい“

第2回目のワーキングマザーインタビューは、NPO法人「自由が丘ママの会」代表の宮城さん(写真右)と、副代表の富沢さん(写真左)にお話しを伺いました。ママのためのイベントや情報発信により、現在は1700名の会員数を持つ大きな団体に成長。その人気の秘訣にも迫ります。

発足に迷いや大変さはなく、ただ求められていることをカタチにしたかった

(写真:宮城さん)

――“自由が丘ママの会”発足のきっかけを教えてください(camily編集部)

2013年1月に任意団体として発足し、8月に法人となりました。きっかけとしては、真ん中の息子が幼稚園時代、ベビーマッサージやアロママッサージの教室を自宅で始めたのですが、生徒さんの「私もやりたい」「やってみたい」を実現したいという気持ち、そして子育てを通じて接するママのなかには子育てで悩んだり気分が落ちたり悩んでいるママがいたので、その両方の受け皿になり、ママの交流や夢が広がる場を提供したい、そう思ったのがきっかけです。(宮城さん)

――今はとても大きな団体となっていますが、発足時に大変だったことはありますか?(camily編集部)

それが、そんなに大変だったことはありませんでした。書類の手続きぐらいでしょうか(笑)。特にお金をかけたわけでも、アイデアを数ヶ月も練ったわけでもありません。目の前にいるママたちの声を良く聞いて、そしてカタチにする。それが私のすべきことだったし、手助けになれると思いました。今は多くの会員の方がいらっしゃいますが、私たちが大きくした、ということよりは、参加するママのみなさんが広げてくれたという感じです。

――具体的に、どのようにして沢山の方が会員になられたのですか?(camily編集部)

集客はSNSのみです。レッスンやイベント、スタッフの募集もすべてSNSの発信からです。ホームページはあとから作ったので、ほとんどブログとfacebookを利用しました。富沢ともそのSNSを通して出会いました!(宮城さん)

そうなんです! 私は2年前に「自由が丘ママの会」を知り、昨年より参加しています。以前は会社員でしたが、副業で行なっていたフラワーアレンジメントを本業にしようとフリーランスに。そこでこの団体の「キャリア支援プロジェクト」に出会いました。1年ほどは会員として参加していましたが、ある日宮城に声をかけてもらったことをきっかけに、スタッフとして働きはじめました。(富沢さん)

――今の働き方と会社員時代では、どんな変化がありましたか?(camily編集部)

復帰した当初は「自分だけの時間ができた!」と嬉しかったのですが、それも束の間。通勤ラッシュや、とにかく時間に追われる日々に次第に疲れを感じるようになりました。同時にフラワーアレンジメントも教えていたので、すべてをこなすことに限界を感じ…。

そこで会社員を辞めるを決意し、在宅で仕事をしていた主人が外で働く、という逆のスタイルになりました。お互い実家が遠方のため近所に頼る人はなく、娘を守るためにも、どちらかが在宅でいたいと思ったからです。結果、私は在宅の方が子育てがしやすいと思いました。もちろん、私が会社員時代よりも家事や育児をする時間は増えましたが、娘が小さい時期にパパとの関わりが多かったので、主人の育児にも助けられています。(富沢さん)

働き方は色々あって良いと思います。私は主婦から今のNPO法人を立ち上げましたが、主婦だからできる仕事はたくさんあると思っています。(宮城さん)

たくさんの親子に出会い、心に余裕ができ子育てがラクに

(写真:富沢さん)

――自由が丘ママの会の活動内容を教えてください(camily編集部)

主には、参加型の講座やレッスン、2〜3ヶ月ごとのファミリーコンサート、1年に1回のママフェス、部活(グルメ部、ハンドメイド部、夜活部)、キャリア支援プロジェクトです。イベントは無料と有料のものがあります。会員費は無料です。現在会員は1700名いますが、ありがたいことに増え続けている状況です。スタッフは、イベントでお手伝いして下さる方を合わせると17名ほどで、すべてママばかりです!(宮城さん)

私は部活の統括やレッスンのサポートをしていますが、この部活というのはとても面白いです!
部活はグルメ部やハンドメイド部、夜活部があり、その中で夜活部は、ママたちが夜、美味しいものを食べながら飲み会をするんです。夜の外出はわくわくしますし、希望者は会員ならどなたでも参加できるので新しいコミュニティも広がり、毎回とても盛り上がります。私は、この団体を通してたくさんの親子に出会いました。色んな考え方があることを知り、心に余裕を持つことや、頑張ろうという気持ちになれる、良い刺激をもらっています。娘と2人だけだったらもっと厳しく子育てしていたかもしれません。(富沢さん)

――多くのママと接する中で、ママが今抱えている問題は何だと思いますか?(camily編集部)

2歳未満のお子さんを持つママの方が多いのですが、育児休暇明けの保育園問題に不安を感じている方が多くみられます。そういったママが働きやすい環境作りや、誰でも相談でき安心できるコミュニティ作りや支援ができたらと2014年にキャリア支援プロジェクトを立ち上げました。

そうですね、保育園のことや復帰してからの生活など、どんなことが起きるのか不安に思うママは多いです。私も会社勤めだった時は、とても時間に追われた生活でしたし、自分の時間が持てなかった。そんなことも、これから復帰するママにとっては大事な声になるので、少しでも不安が取り除ける活動ができたらと思っています。(富沢さん)

家族・行政・地域と働くママの架け橋になりたい

(写真:知育リトミックイベントでの先生)

――これからの活動目標を教えてください!(camily編集部)

「自由が丘ママの会」はママの意見がすべてなので、そこにある声を叶え続けていきたいと思っています。例えば、「親子のための知育リトミック」も、そこからママ同士のネットワークができて交流が広がっていけばいいな、と思っています。

活動についても、参加者を増やしたいというよりは、今いる会員さんが満足するものを作り続けたいという気持ちが強いです。内容と充実度が大切だし、固定概念にもとらわれたくないと思っています。

また、キャリア支援の活動にも力をいれていきたいですね。会社務めしても、しなくても、やりがいのある働き方があるということを自ら体験していますし、伝えていきたいと思っています。

しかし、そのためには家族、地域、行政の手助けが絶対的に必要です。「自由が丘ママの会」はその架け橋となるようなものを作っていきたいと考えています。(宮城さん)

私も家族の手助けやキャリア支援などを通して、今の仕事ができていると思っています。女性には働き方がいろいろあると思えるようになりました。

実は、子供を授かる前から80歳までフラワーアレンジメントの仕事を続けたいと思っていました。働かない期間を作りたくなかったというのもありますが、「自由が丘ママの会」に出会い、収入よりも社会と関わることが、私にとっては必要だとわかりました。娘がそばにいながらフラワーアレンジメントのレッスンをしていますが、時々ハサミをもってくるなど、お手伝いもしてくれます。 そんな時、子供がいても好きな仕事は続けられる、と思い、80歳まで頑張ろうと思います。(富沢さん)

今はママにとって苦しい時代、でも明るい未来は必ず来る

――ワーキングマザーが働きやすい社会にするためには何が必要だと思いますか?(camily編集部)

女性が外に出て働きやすい環境にするには、社会と男性の意識改革が必要だと思います。自発的に男性が動く社会にすることは、今すぐには難しいのでしょうね。

男の子が産まれたとき、「どう教育をしていくか」で今後の未来が変わってくると思います。子供に特に家庭に関わらせることはとても重要です。家事をしたことのない人に、いきなり育児を手伝わせるのは難しいです。お皿一枚でもサッと洗えるような男性に育てる環境が大事ではないしょうか。今の私たちは苦しい時代ですが、働きかけ次第で将来、性別を問わない働き方、子育ての仕方が生まれると思います。(宮城さん)

我家も、娘が赤ちゃんの頃から主人が子育てしていたので、抵抗なくできるようになりました。母親が働いている姿を子どもに見せることも今後の社会に大きな変化をもたらすのではないでしょうか。 働くママはイキイキして素敵だな、と思ってもらえれば、子どもたちが背中を見て育ち、新しい未来へ活かしてくれると期待しています!(富沢さん)

(文・森 初世)

●プロフィール
宮城明子
NPO法人「自由が丘ママの会」
代表取締役理事
3児(18歳、10歳、7歳)のワーママ

富沢純子
フリーランス/フラワーアレンジメント教室「Ju's Bloom」主宰
NPO法人「自由が丘ママの会」/副代表理事。部活統括、イベントサポート
1児(5歳)のワーママ

※自由が丘ママの会は、代表 宮城さん、副代表 富沢さん、大田さんで運営しています。

著者:森 初世

子育て歴8年目の2児の母。「ヨガ」「顔ヨガ」講師として産後より活動をスタートし「Lapure(ラープレ)」「ヨガスタジオ/Lapure」を主宰。定期レッスン他、企業やメディアなどで活躍。書籍『5年後も若いと言わせる顔ストレッチ~Smile Yoga』を上梓。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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